肌のお手入れに欠かせない化粧水。手とコットンのどちらを使うのが正解なのか、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。化粧水を使うには、どちらの付け方であっても、正しい方法でないとせっかくケアしても十分な効果が得られません。この記事では、コットンを使った化粧水の効果的な塗り方に加え、それぞれのメリット・デメリットについても比較していきます。さらに、肌に優しいコットンの選び方や、コットン使いにぴったりな化粧水もご紹介します。スキンケアをあれこれ変えなくても、いつものお手入れをコットンを使ってうるおい美肌を目指しましょう。
化粧水はコットンと手どちらが効果的?
コットンと手、化粧水はどちらで塗るのが効果的なのか迷ってしまう人も多いはず。肌タイプや肌悩みなど、肌の状態にあわせて使い分けられるように、それぞれのメリット・デメリットをみていきましょう。
コットンを使うメリット・デメリット
コットンを使う一番のメリットは、肌全体にムラなく化粧水をなじませることができる点です。
乾燥しがちな目元や口元、また小鼻などの細かい部分もムラにならず均一につけることができます。
ほおの毛穴や部分的な乾燥が気になる場合は、コットンを使ったローションパックがおすすめ。うるおいで満たされて肌がふっくらします。
また、コットンの繊維により肌表面にたまった古い角質を拭き取ることができ、角質除去のサポート効果を期待できるのもメリットです。
ただし、コットンは使い方を間違えると、摩擦によって肌へダメージを与える可能性があるため、肌が敏感な方や肌荒れをおこしている場合は注意が必要です。
また、化粧水をたっぷり使って肌へなじませるため、手でつけるよりも使用量が増え化粧水の消費が早い傾向にあります。
コットンのメリット
- ・肌へ均一になじませることができる
- ・目元、口元、小鼻などの細かい部分もムラなく塗れる
- ・コットンでローションパックができる
- ・古い角質が拭き取れる
コットンのデメリット
- ・摩擦が刺激になる場合もある
- ・化粧水の減りが早い
手を使うメリット・デメリット
一番のメリットは、肌への刺激や摩擦を軽減できる点です。なるべく摩擦を避けたい敏感肌の方や肌状態が不安定な場合は手でケアをするのがおすすめ。
また、肌の状態をチェックできる点もメリットです。直接肌にふれることで、「肌が乾燥している」「肌がざらついている」「ニキビができそう」など細かい変化に気づきやすいのです。
そして、手を使う場合は、手に出した分をそのまま顔につけられるため、コットンを使うよりも使用量が抑えられます。
一方で、手は肌にピタっとフィットしないため、化粧水を塗ったところがムラになるのがデメリット。
特に、小鼻や目元といった細かい部分は塗れていないこともあるので、意識して丁寧になじませましょう。
手のメリット
- ・肌への摩擦が少ない
- ・肌の状態がわかりやすい
- ・コットンよりも化粧水が少量ですむ
手のデメリット
- ・顔全体になじみにくくムラができる
- ・小鼻や目元などの細かい部分は十分に行き届かないこともある
コットンを使用した化粧水の使い方
意外と知らないコットンを使った効果的な化粧水の塗り方。意識をせずに塗っている方が多いかもしれません。コットンの正しい使い方やポイントをおさえて、いつものスキンケアをアップグレードしましょう。
コットンの正しい使い方
コットンの正しい使い方は以下のような流れになります。
STEP1:コットンを横にして指で挟む
コットンを中指と薬指に乗せ、両端を人差し指と小指で挟んで横長に持ちます。
寸法が長い方向に繊維が流れるように作られているので、流れに沿って肌の上を滑らせるのがポイント。
STEP2:化粧水を含ませる
化粧水をコットンの裏側までしみこむようにたっぷり含ませる。
STEP3:顔の中心から外側になじませる
頬や額など顔の広い部分からなじませます。顔の中心から外側に向かってなじませましょう。あご先から耳、小鼻から耳横、目の下からこめかみへ。首は下から上へなじませる。
軽くひきあげるように塗るのがポイント。皮膚のうすい目元や小鼻は力を抜いてやさしくなじませます。
STEP4:仕上げに顔全体をパッティング
顔全体を軽い力で優しくトントンと叩くようにパッティングします。目の周りや小鼻は押さえる程度にして、コットンに残った化粧水は、首筋やデコルテにもなじませます。
最後に手のひら全体で顔を包むようにハンドプレスをして、しっかりなじませます。
コットンでよくある悩みと対処法
コットンでよくある悩みといえば、コットンの毛羽立ち。その原因や対処方法、また日々のコットンの使い方での疑問点などを解説します。
コットンが毛羽立って繊維が顔につく理由は?
コットンには繊維の流れがあり、その流れに逆らって使っているからかもしれません。
乳液や美容液まで全てコットンを使った方がいい?
乳液は、水分と油分がバランスよく配合されているため、コットンを使用しても問題ありません。化粧水と同様、肌のすみずみまで塗れること、肌にしっかりなじませる点ではコットン使いが適しています。一方で美容液は、さまざまなタイプがあり手で塗った方が効果的なものが多いです。
どの大きさのコットンを使うのが良い?
用途に合わせて大きさを選ぶのがポイントです。たとえば、化粧水や乳液を塗るときやパッティング、ふきとりをするときは、手に持ちやすい通常サイズがおすすめ。ポイントメイクを落とすときは小さめを使うのがグッド
。ローションパックの場合は、顔の広範囲に使えるように通常よりも大判で、1枚を薄く分けられるセパレートタイプを選びましょう。
正しいコットンの使い方でうるおいのある素肌へ
化粧水は、コットンでつけても手でつけても間違いではありません。それぞれのメリット・デメリットを理解し、どちらのケアが合っているかを考えて使い分けをしてみるのもよいでしょう。コットンは、正しい使い方をすれば効果的にうるおいを与えることができる便利なアイテム。正しい使い方をマスターしてうるおいたっぷりの肌を叶えましょう。
オススメのスキンケアアイテムをご紹介!
スキンケアの基本アイテムである化粧水と乳液。使い心地で選ぶのはもちろん、肌のタイプや肌悩みにアプローチしてくれる化粧品をチョイスすることも重要です。肌にやさしい良質な素材を使用したコットンを選び、正しいコットンの使い方を守って化粧水や乳液の肌への吸収効果をUPさせましょう!
大容量で高品質なコットン
フェイシャルエステでも使用されている高品質コットン。上質でお肌にやさしくプロ仕様のコットンが大容量入ってコスパ抜群!持ちやすい大きさで、化粧品のふき取りやローションパックにもおすすめです。
たっぷり使えてコスパ抜群の化粧水・乳液
<プロズビ>コラーゲンシリーズ
お肌のハリ、弾力ケアにおすすめのコラーゲンエステシリーズがリニューアル。従来のメイン成分であるマリンコラーゲンとベジタブルコラーゲンに加え、低分子の加水分解コラーゲンを新しく配合し、保湿効果にこだわって作られたシリーズです。
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*¹ツボクサエキス、マデカッソシド、アシアチコシド
*²ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸クロスポリマーNa、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
*³アルコール、パラベン、合成香料、合成着色料が不使用であること
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