鏡の中の自分を見て、「なんだか顔色がどんよりしているかも」と感じることはありませんか?実は、「くすみ」には5つの種類があります。手当たり次第にさまざまな方法を試すより、それぞれの特徴を踏まえたケアと対策を行うことが大切です。今回ご紹介する、原因に応じた適切なケアとおすすめのアイテムで、透明感あふれる肌を賢く手に入れましょう!
肌のくすみとは?
「くすみ」と聞いて、なんだかぱっとしない顔を漠然と思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。なんとなく避けたい印象の肌であっても、その正体を知らなければ対策も打てません。
くすみとは、肌のトーンが本来よりも暗くなっている状態。うす暗く濁ったような肌は疲れた印象にもつながり、潤いのある生き生きとした肌とは程遠い存在です。ふとした瞬間に感じるどんよりとしたお疲れ顔は、肌のくすみが出てきたサインかも!
肌がくすむ原因をタイプ別に解説!
灰色がかったくすみ
灰色の正体は、肌にとどまり続けている角質。余分な角質を取り除くケアを行うとともに、摩擦を避けながら保湿を十分に行いましょう。栄養バランスの取れた食生活もポイント。
顔全体が暗く見えるくすみ
年齢を重ねた肌や、乾燥状態の肌はキメが乱れがちです。角層の配列が乱れた肌は光を散乱させるので、すりガラスのようにくぐもった印象に。透明感を取り戻すためには、潤いを与えながら肌表面の環境を整えることが大切です。
青黒いくすみ
健康な肌は、うっすらと透ける毛細血管の色でほんのり赤みがかって見えます。加齢や疲労、睡眠不足などでめぐりの悪い状態になると、毛細血管の色は暗くなり顔色が濁る原因に。マッサージや入浴、軽い運動を取り入れて生活習慣を改善することで、血液やリンパの流れはよくなります。
黄ぐすみ
食生活も肌に大きく影響を及ぼします。糖質を摂りすぎたり、糖質を代謝する酵素が減ってきたりすると、体の中には余分な糖質が残ることに。残った糖質はタンパク質と結びついて変性し、黄ぐすみの原因となります。日々の食事を見直し、糖質量をコントロールしましょう。適度な運動で、糖質をエネルギーとして消費させることも効果的です。
茶色っぽいくすみ
紫外線や肌の摩擦はメラニン生成のきっかけとなります。メラニンが過剰に生成され蓄積していくと、色素沈着につながります。生成されたメラニンをため込まないためには、ターンオーバーをサポートする美白化粧品がおすすめです。使用時も、肌への摩擦を起こさないよう注意を払いましょう。
肌のくすみを改善するには?
角質ケアで肌のコンデションを整える
肌表面に残る余分な角質を取り除くことで、肌は整った状態に近づきます。普段のスキンケアにプラスして、ピーリングや酵素洗顔を使って角質ケアを取り入れましょう。
保湿ケアで肌に潤いを!
くすみのない透明感あふれる肌には、たっぷりの潤いが必要。ヒアルロン酸やグリセリン、スクワランといった保湿成分が配合された化粧水や美容液は、保湿ケアに最適です。水分だけではすぐに蒸散してしまうので、乳液やクリームなどの油分もバランスよく与えて肌にフタをすることが大切。
炭酸パックで巡りをサポート*!
炭酸パックに溶け込んでいる炭酸ガスの正体は、二酸化炭素です。二酸化炭素は分子がとても小さく、角質のすみずみまで浸透します。炭酸の働きにより肌に潤いを与え、透明感溢れる肌へと導きます。おすすめの炭酸パックアイテムを、2つご紹介します。
*角質層に水分を巡らせること
<エトゥベラ> ブランソーダ炭酸パックW (20回分)
ブライトニング成分のフラーレンやアルブチン、ビタミンA、C、B、Eを配合。さらに、肌のすみずみまで浸透*する美肌成分と12種類の天然由来植物成分も配合し、透明感とうるおい成分をプラスした炭酸パックです。
*角質層まで
詳細・ご購入はこちら
<エトゥベラ> ブランソーダ炭酸パック (20回分)
人気成分コラーゲンとプラセンタを同時に配合。さらに、肌のすみずみまで浸透*する美肌成分12種類と天然由来の植物成分12種類を配合し、ハリ・弾力のある美肌に導く炭酸パックです。
*角質層まで
詳細・ご購入はこちら
くすみ対策におすすめの食べ物を摂る
くすみ対策にはインナーケアも大切です。おすすめの栄養素を3つご紹介します。
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- ポリフェノール
- 血液をサラサラに保つ作用があり、血行不良によるくすみケアにおすすめです。特に、カカオポリフェノールやショウガオールには、血管を広げることで血流をスムーズにするはたらきがあります。代表的な食べ物は、タマネギ、生姜、緑茶。ブドウやチョコレートにも含まれますが、糖化につながる糖質も多く含むので量に気を付けましょう。
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- ビタミンC
- 活性酸素によって酸化した糖が、タンパク質と結びつくことで起こる糖化。ビタミンCは、活性酸素を減らす作用があるため、糖化対策に期待できます。代表的な食べ物は、かんきつ類、ジャガイモ、イチゴなど。水溶性のビタミンで尿として排出されてしまうので、日々こまめに摂ってケアをしましょう。
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- セラミド
- スキンケア成分として有名なセラミド。食品にも含まれており、肌の乾燥対策として食べることもおすすめです。代表的な食べ物は、ブロッコリー、トウモロコシ、生芋こんにゃく。肌のバリア機能を高め、うるおいを与える成分として、乾燥によるくすみケアに役立ちます。
紫外線対策を万全に!
紫外線は肌にダメージを与え、メラニン生成を促します。メラニンが排出されず、蓄積すると、くすみの原因になります。くすみに繋がらないようにするためには、紫外線ケアでメラニンが滞らないようにする必要があります。紫外線を浴びる前に帽子や日焼け止めで対策することはもちろん、美白アイテムでケアすることも大切です。その日の天気や活動にふさわしいSPF・PA値のUVケアアイテムを使用すれば、肌負担も少なく紫外線対策ができます。理想的なターンオーバーを目指し、生成されたメラニンがうまく肌から排出されるような流れをサポートしていきましょう。
メイクでカバー
コントロールカラー機能のある下地を使えば、くすみのない澄んだ印象の肌をつくることも可能です。目的に応じたカラーを取り入れることが、効果的に使うコツです。茶ぐすみにはオレンジ、自然なトーンアップにはイエローを。赤みは補色のグリーンで消しましょう。透明感はブルーで引き出し、血色感はピンクで与えましょう。透明感と血色のどちらも欲しいときにはパープルを取り入れるのがおすすめです。
くすみの原因別にケアし、クリアで健やかな美肌へ!
私たちを悩ませる肌状態のひとつ、くすみ。くすみにもさまざまな種類があり、それぞれに原因と適切なケアがあることを見てきました。自分の気になるくすみタイプや原因を見きわめることが、美しい肌印象への第一歩。どんよりとした顔印象から脱するべく、まずは生活習慣や日々のケアを見直すことが大切です。ぜひ今回ご紹介した方法を取り入れながら、透明感あふれる美肌を目指しましょう!
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