「透明感のある肌になりたい」という声をよく耳にしますが、いったいどのような肌状態なのでしょうか。しっかり理解すると、誰でも内側からじゅわ〜っと水分がにじみ出るような、みずみずしい肌を手に入れることができます。そこで、本記事では、透明感のある肌の状態や見た目などについて徹底解説!
また、透明感のある肌を引き出すためのスキンケア方法や食べ物、メイクアップ方法もご紹介します。
透明感のある肌って?
透明感のある肌とはどのような状態なのでしょうか?日本化粧品工業連合会では、「皮膚がくもりなく透き通ったように見える状態」と定義しています。具体的な見た目について以下3つの特徴があります。
潤いがありキメが整っている肌
肌に光が当たると肌表面で光が反射し、肌の中に入った光も肌内部で反射して戻ります。この反射する光の量が多い肌は、潤いがありキメが整っている状態です。反射する光の量は、肌の乾燥やキメの乱れなどによって変わります。肌の水分量が減って乾燥すると、肌のキメが乱れ、光がうまく反射されず影になり、くすんでみえてしまいます。
色ムラのない均一な肌
色ムラが出る原因は、日焼けや肌への摩擦、血行不良、色素沈着などがあります。生活習慣が乱れていると血流がうまく流れず、くすみが生じます。また、紫外線によるダメージを受けると、メラノサイトが刺激されてメラニン色素が過剰に分泌されます。メラニンが肌に沈着しないよう、ターンオーバーによって正常に排出されていてシミもない肌のことです。
明るくツヤがある肌
顔の皮膚は比較的薄く、血液の色が透けて見えています。そのため、血液の流れが滞ると、停滞して溜まった血液が透けて見え、肌の色が青黒っぽく見えますが、血液がきちんと巡っていれば顔色が明るいピンク色になり、透明感のある肌に見えます。さらに、血行を促進し、必要な水分や栄養が肌に行き渡るとツヤ肌に整いやすくなります。
透明感溢れる肌へ導くケア方法7選
透明感あふれる肌ケアの基本は、肌の内側と外側の両方からアプローチすることです。ここでは、スキンケア方法、メイクアップ方法に加え、透明感ケアにおすすめの食べ物や生活習慣をご紹介します。
肌に十分な潤いを与える
くすみ印象を感じさせない明るい肌へ導くためには、保湿成分が配合されているスキンケアアイテムやシートマスクでキメを整えるケアを行いましょう。しっかりと保湿し、肌の水分量を上げることで、乱れたターンオーバーが正常化します。また、クレンジングや洗顔では、必要な潤いを落としすぎないように洗うことが大切です。
角質ケアで古い角質を落とす!
肌のターンオーバーが遅くなると、古い角層が蓄積し、皮膚が厚くなります。その結果、光の反射が減少し、肌のくすみや色ムラにつながります。拭き取り化粧水やピーリングなどで古い角質を取り除くと、正常な肌のターンオーバーへ導いてくれます。角質をオフした後は、化粧水や乳液、クリームなどでしっかり保湿しましょう。
炭酸パックで肌印象を明るく!
「炭酸パック」とは、炭酸ガスが水に溶け込んでいるパックのことです。「炭酸ガス」は、分子が小さいため、角質のすみずみまで浸透します。炭酸の働きによって、肌に潤いやハリ、弾力を与えてくれます。また、炭酸には、余分な皮脂や古い角質などタンパク質を吸着する性質があるので、汚れを優しく取り除くことができます。
<エトゥベラ> ブランソーダ炭酸パックW (20回分)
ブライトニング成分のフラーレンやアルブチン、ビタミンA、C、B、Eを配合。さらに、肌のすみずみまで浸透*する美肌成分と12種類の天然由来植物成分も配合し、透明感とうるおい成分をプラスした炭酸パックです。
*角質層まで
詳細・ご購入はこちら
<エトゥベラ> ブランソーダ炭酸パック (20回分)
人気成分コラーゲンとプラセンタを同時に配合。さらに、肌のすみずみまで浸透*する美肌成分12種類と天然由来の植物成分12種類を配合し、ハリ・弾力のある美肌に導く炭酸パックです。
*角質層まで
詳細・ご購入はこちら
紫外線対策を念入りに
紫外線を浴びると、肌の中でメラニンという色素が発生します。メラニンはシミや日焼けだけでなく、くすみの原因にもなります。そのため、肌の透明感を守るためにも毎日の紫外線対策は重要です。
食べ物で美肌をサポート
透明感のある肌になるために摂るべき5大栄養素をご紹介します。
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- ビタミンC
- シミやくすみの原因となるメラニン色素を還元する作用があります。また、抗酸化作用によって活性酸素を除去する働きもあります。レモン、キウイフルーツ、イチゴ、キャベツ、ジャガイモ、などに多く含まれています。
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- ビタミンA
- ダメージを受けた肌を、健康的な肌に導く役割を持ちます。レバー、バター、卵黄、ほうれん草などに多く含まれています。
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- ビタミンE
- 抗酸化作用に優れた栄養素であり、肌を外界からの刺激や紫外線などから保護してくれる皮脂膜を安定させる働きがあります。血行が促進されると細胞に新鮮な酵素や栄養素が届きます。ナッツ、モロヘイヤ、しそ(葉)、豆乳などに多く含まれています。
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- タンパク質
- 肌の細胞やコラーゲンはタンパク質が原料となって作られます。タンパク質は体内で生成できないため、不足すると自分の筋肉の中からタンパク質が使われるようになり、ターンオーバーの乱れなど様々な肌トラブルを引き起こします。お肉やお魚、牛乳、卵、大豆製品に多く含まれています。
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- 亜鉛
- 肌の健康を保つのに重要な栄養素です。肌の原料になるのはタンパク質ですが、亜鉛は、そのタンパク質が肌に変わりやすいようにサポートする働きがあります。亜鉛が不足すると、肌のターンオーバーが乱れて肌トラブルの原因にもなります。
牡蠣、豚レバー、牛赤身肉、小麦胚芽、油揚げ、カシューナッツ、卵に多く含まれています。
運動や入浴で血流アップ!
血のめぐりが悪くなると、クマやくすみが出やすくなるだけではなくむくみの原因にもなります。血流を促進させるためには、運動やストレッチはもちろん毎日の入浴も重要です。シャワーだけで済ませるのではなく、しっかりと湯船につかって日々の疲れを取り、全身の血流の巡りを促しましょう。入浴中に、足や腕を優しくマッサージするのもおすすめです!
メイクアップで透明感のある肌へ!
透き通るような肌を引き出すメイクアップのコツは、ブルーやパープル系の化粧下地で肌を整えることです。くすみを抑えて、肌をトーンアップさせ、ピュアな印象に導きます。ファンデーションは、全体には塗らず顔の中心部のみに使用し、少量ずつ伸ばして調節しましょう。そして、ハイライトを入れてツヤをプラスします。おでこの中心や目元のキワ、頬の高い位置などへ部分的に入れることで、メリハリがつき透明感あふれるメイクができます。
潤いに満ちた透明感のあるすっぴん美肌へ!
今回は透明感のある肌の見た目や状態を解説するとともに、透明感あふれる肌へ導くケア方法を7つご紹介しました。生活習慣やスキンケアを見直し工夫することで、誰もが透明感のある肌に近づけます。未来の肌のためにも簡単に取り入れられることから、さっそく始めてみませんか?