セルフジェルネイルを始めてみたものの、なかなか思い通りにならないと感じる人は少なくありません。そんな初心者さんのために、セルフジェルネイルにくわしいプロネイリスト
が“あるある”な失敗に回答。セルフジェルネイルをキレイ&安全に楽しむコツをご紹介します。
セルフジェルネイルがすぐに剥がれてしまう
セルフジェルネイルをしても、3日くらいで剥がれる。ネイルサロンで仕上げてもらったら1ヵ月くらいもつのに…。セルフジェルネイルだから仕方ないの?
- 下処理(プレパレーション)が十分ではなかった
- 爪の周りにまでジェルがついている
ジェルネイルのもちを良くするためには?
ジェルネイルを長持ちさせるには、下処理がとても大切。まずは自分の爪についている油分をエタノールなどでしっかりとふき取りましょう。また、甘皮やルースキューティクル(=爪の表面を覆っている薄い膜)が残っている場合もジェルネイルが剥がれやすくなります。ジェルと爪を密着させるために自爪をサンディング(=爪やすりで自爪のツヤを消すこと)を行うことも重要です。
さらに、ジェルを爪の周りの皮ふにまで塗ってしまったり、エッジ(=爪先の面)を塗りきれていなかったりする場合もジェルネイルが剥がれやすくなります。ジェルネイルを塗るときは爪と皮ふの間に髪の毛1本分(0.1ミリ)の隙間を作ることを意識して、必ずエッジまで塗るようにしてみてください。
ジェルネイルが爪の外にはみ出してしまう
ジェルネイルを塗るとどうしても爪の周りについてしまいます。刷毛で皮ふに触れないように頑張っても、ジェルが勝手に流れてはみ出てしまうこともあって困ります。
ジェルネイルをはみ出さず塗るコツは?
はみ出さないコツは、“爪と皮ふの間に髪の毛1本分(0.1ミリ)の隙間を作ってジェルを塗る”ことです。ジェルネイルがはみ出してしまったときは、UV/LEDライトで硬化させる前に、ウッドスティックかつまようじではみ出たジェルを除去してください。
また、ぷっくり仕上げたいからといって、たっぷりのジェルをのせるのも失敗の原因。一度にジェルをのせすぎると、刷毛で塗っていない場所までジェルが流れてしまい、はみ出してしまうことが少なくありません。“少量のジェルを薄く塗り重ねる”のがキレイに塗るポイントです。
ジェルネイルに色ムラができてしまう
シンプルキレイなワンカラーネイルにしたいのに、なぜか色ムラができてしまいます。全然キレイに見えなくてつらい!
- ジェルが分離している
- 筆圧が強い
- 1回に塗るジェルの量が多すぎる(または少なすぎる)
ジェルネイルをムラなく塗るには?
ジェルネイルのなかには、クリアジェル(=カラージェルのベース)と顔料(=色の成分)が分離しやすいものがあるので、塗る前にジェルが均一になるよう、しっかりとかき混ぜるようにしてください。
また、“爪に筆を押しつける”のではなく“爪にジェルをのせてから、爪と並行に動かしブラシで塗りたい場所まで誘導する”イメージで塗るのが正解。1回の使用量は、ブラシ片面の筆先3分の1くらいが適量です。
ジェルネイルが曇った色に仕上がってしまう
カラージェルを塗るところまではキレイにできるのに、最終的になぜか曇った色に…。ツヤツヤに仕上げるコツはある?
- 未硬化ジェルをふき取れていない
- 硬化時間を守れていない
曇りのないツヤがあるジェルネイルに仕上げるには?
未硬化ジェルというのは、UV/LEDライトでジェルネイルを硬化させたあと、爪の表面に残るベタベタとした硬化しきれないジェルのこと。この未硬化ジェルをきちんとふき取れていないと、曇りの原因になります。
ジェルクリーナーかエタノールをたっぷりとワイプに含ませて、残さずふき取るようにしてください。ふき取りがどうしても上手くいかないなら、今は“未硬化ジェルが発生しないジェル(=ノンワイプジェル)”も発売されているので、アイテム選びを見直してみるのも良いと思います。
また、誤解している人も少なくないのですが、ジェルネイルの硬化時間は一定ではありません。アイテムごとに異なるので、硬化に必要なUV/LEDライトのワット数や硬化推奨時間を確認してください。
ジェルネイルを無理やり剥がしてしまった
専用の溶液を使ってオフするのが面倒なので、ジェルネイルの端が浮いてきたら、自爪に良くないんだろうな…と思いつつ、ついついベリッと剥がしてしまいます。爪が薄くなってきているのが心配です。
ジェルネイルが浮いたところから無理やり剥がすと、自爪の表面ごと剥がすことになります。自爪が薄くもろくなる原因になってしまうので、無理やり剥がすのは絶対に避けてください。必ず正しい手順でオフしましょう。
ジェルネイルを無理やり剥がしてしまった場合は?
すでに剥がしてしまった場合は、キューティクルオイルを塗布して保湿します。
自爪の表面がざらざらしているなら、まずスポンジファイルで軽くけずって表面をなめらかに整えてください。爪が薄くなっているのにけずって大丈夫?と心配に思うかもしれませんが、表面がざらざらした状態で放置すると乾燥してさらに傷みが進む原因になります。なめらかに整えることで、洋服やストッキングに引っかかるリスクも下がります。
ダメだとわかっていても専用溶剤でオフするのが面倒でやっぱり剥がしちゃう…という方におすすめしたいのは「シールのように剥がせるジェルネイル」。今は、シールのように剥がすことを前提としたジェルネイルが発売されています。
ジェルネイルの進化をチェック
「失敗しにくいセルフジェルネイル」を選ぶのもおすすめ
やっぱりちょっと難しそう…と感じているなら、そもそも「失敗しにくいセルフジェルネイル」を探すのも賢い選択。少し前まで、セルフジェルネイルをするにはプロのネイリストと同じツールやジェルを使いこなす必要がありましたが、今は“セルフジェルネイルで使用することを前提としたジェル”が続々と登場しています。
<OMD>チャームスティックジェルがオススメ
なかでも注目は『<OMD>チャームスティックジェル』。ジェルネイルを塗る前に自爪をサンディングする必要がなく、利き手にも塗りやすいペンタイプ。
ベースジェル・カラージェル・トップジェルがオールインワンになっているので塗り重ねる必要がなく、未硬化ジェルも発生しません。
ダイヤル式で適量のジェルが出せて塗りすぎを予防でき、オフのときはペリッとシールのように剥がせばOK! まさに失敗知らずのジェルネイルなんです。
自分にぴったりのアイテムを選んで、ぜひセルフジェルネイルを楽しんでくださいね!
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