指先を美しく彩るネイル。ネイルサロンでプロの手にゆだねてみたいと考える人も多いのでは!? ですが、一方で「ネイルサロンが気になっているけれど、わからないことばかりで不安」という方もいるのではないでしょうか?
そんなネイルサロン初心者さん必見!この記事では、これから初めてネイルサロンを利用しようとしている人や、利用したいけれど一歩が踏み出せずにいる人向けに、不安や疑問が解消できるよう詳しく解説していきます。
ぜひネイルサロンデビューに役立ててくださいね。
ネイルサロンの施術の流れ
ネイルサロンではどのような流れで施術を進めていくのでしょうか?安心して施術を受けられるように具体的な流れを説明していきます。
ネイルサロンに着いてから施術後まで、以下のような流れになります。
step1
カウンセリングを受ける
step2
下準備をする
step3
施術をする
step4
指先のケア
カウンセリングを受ける
最初に、カルテを作るため氏名・連絡先などを登録し、カウンセリングに入ります。カウンセリングは、ネイルサロンがお客様の爪の状態やアレルギーの有無、皮膚の状態、好みなどがわかるようにするためのもの。また、水仕事が多い、指先を使う仕事で乾燥しやすい、二枚爪になりやすい、爪が短くて長くならないなどライフスタイルや爪の健康状態を知ってもらうためにも必要です。
ネイリストに伝えたいことや要望、爪の悩みや疑問があれば気軽に伝えましょう。
下準備をする
ネイルをきれいに長持ちさせるためには丁寧なベース作りが重要。爪の長さや形を整え甘皮の処理をし、ジェルネイルを弾かず密着をよくするための下準備をします。また爪だけではなく、爪周りのささくれや角質もケアしてもらえるのが嬉しいポイント!お手入れが終わった指先は、しっとりとしてネイルをするのが楽しみになります。
下準備のケアの所要時間はおおよそ30分程です。
施術をする
下準備が終わったらいよいよネイルを塗っていきます。デザインやカラーはケアをしながら決めていくことが多いのですが、悩んだり迷ったりしている場合はネイリストに相談しましょう。カウンセリングの内容をチェックしながら提案をしてくれます。またサロン内のカラー表やサンプルを参考に決めても良いでしょう。ネットや雑誌でデザインを事前に決めている場合は初めに提示しましょう。
シンプルなデザインの場合だと所要時間は30分~40分です。
指先のケア
ネイルを塗り終わったらキューティクルオイルで指先をケアして施術は終了です。キューティクルオイルは、爪の周りの皮膚を乾燥から守ると同時に爪を割れにくくしてくれる役割があります。また、ハンドケアとして手のひらや指のマッサージをしてくれるサロンもあります。意外に手のひらや指先がこっていることもあるので、マッサージでこりをほぐしてもらえるととても気持ち良いですよ。
オススメの定番ネイルデザイン
ネイルサロンで悩ましいのはデザイン選び。ここでは初めてネイルサロンでネイルに挑戦する方へおすすめの定番ネイルデザインをご紹介します。
デザインが豊富で迷ってしまう方も定番をおさえれば間違いありません。ぜひ参考にしてみてください。
王道のワンカラーネイル
ひとつの色だけを乗せるワンカラーネイルは、シンプルなネイルデザインの王道。トレンドカラーを使えば今っぽく仕上がり、肌の色に合わせたパーソナルカラーを意識すれば指先がより綺麗に見えます。ラメのワンカラーは華やかな印象になり、左右の手で違う色を塗るとアシメントリーでオシャレな手元が完成します。このようにワンカラーネイルは、シンプルだからこそアレンジも加えやすくオリジナリティが出せます。
カジュアルからフォーマルまで幅広いアレンジが可能なフレンチネイル
爪先を縁取るように色を乗せたデザインのフレンチネイル。シンプルでナチャラルな仕上がりがビジネスシーンにぴったりでオフィスネイルとして高い支持を得ています。また上品で清潔感のあるデザインは世代を問わず人気。ベーシックな組み合わせ以外にも、カラーや素材を変えたデザインや変形フレンチが登場しています。このように豊富なバリエーションで、あらゆるシーンに対応できるデザインと言えます。
どんな雰囲気にも対応できるグラデーションネイル
グラデーションネイルとは、爪の上で濃淡をつけることを言います。爪の根元に薄く色を入れ、爪先にかけて色をだんだん濃くしていくデザインです。色々なカラーバリエーションを楽しめるだけでなく、爪が伸びても根元が透明なので、自爪との境目が目立ちにくい点も魅力。同系色で濃淡をつけたり、クリアや白などの無彩色からアクセントカラーに変化させたり、ラメだけで華やかに・・とバリエーションは無限大!
オシャレ感度の高いニュアンスネイル
「ニュアンスネイル」のニュアンスとは、フランス語で「あいまいな」という意味をもつ「nuance」が元になっています。普通のネイルはきっちりとムラのないデザインに対し、ニュアンスネイルはどこかぼんやりとムラのあるデザインが特徴です。例えば、何色かの色をまだらに混ぜて爪の上でにじみやぼかしを生かしたり、左右の指で不揃いデザインにしたりと自由度の高いおしゃれネイルです。誰ともかぶらないオンリーワンのデザインで、一歩リードできます。
ネイルについてのQ&A
「来店前の準備や知っておいた方が良いことは?」などネイルサロン初心者さんなら悩みや不安はつきものです。そこで押さえておきたいネイルサロンの基礎知識をまとめてみました。
サロンへ行く前にどんな準備が必要?知っておきたいことや注意点はある?
「ネイルサロンへ行きたい!」と思ったらまずは予約することがおすすめ。予約なしで施術ができる場合もありますが、事前に予約をしておけばスムーズに案内してもらえます。
ネイルサロンを予約したら、来店前までにどんなネイルをお願いするか決めましょう。好きなデザイン、もしくは施術したいデザインや仕上がりイメージがあれば準備をしておくとベスト。ですが、迷っていても大丈夫です。当日、サロンのデザイン見本や色見本、ネイル雑誌を参考にネイリストに相談しながら決めても良いので心配ありません。また爪の長さや形も事前に整える必要はありません。爪がある程度不揃いでも、すべてネイルサロンでキレイにケアをしてもらえるためそのままでOK。ただし、自分で塗ったマニキュアは来店前までにリムーバーでオフしておくのがベターです。
施術が終わり支払いとなった時に、「現金が足りない!」となってしまわないように、あらかじめ店舗メニューの価格表を確認して、かかりそうな現金を用意しておきましょう。キャッシュレス決済を希望する場合はネイルサロンへ聞いておくと良いでしょう。
ネイルを塗ってからどれくらい持つ?
ネイルの持ちは個人差があり、種類によっても持ちに差が出ます。爪の成長スピードは1日で0.1ミリ。10日経つと1ミリほど伸びます。爪の伸び具合や爪の負担を考えて付け替えるのがベスト。それでは種類別に見ていきましょう。
ポリッシュの場合、普段の生活で指先をどの程度使用されるかにもよりますが、次回の来店目安は1週間から10日です。ポリッシュを落とすための除光液は爪の負担になる為、塗り替えは2週間を目安に。
ジェルネイルは基本的に3週間が付け替えの目安。爪が伸びてくると爪の根元が見えて見栄えが悪くなるだけでなく、ジェルネイルが浮くこともあります。ジェルネイルが浮くと水分が爪との間に入りグリーンネイルになってしまうことも! そのため、付け替えの時期は3週間くらいを目安にしましょう。
スカルプチュアネイルの持ちの平均は3週間ほど。個人差はありますがスカルプが浮いてきたら付け替えが目安です。自爪を守り、爪に負担なくネイルを楽しむには3週間の頻度で付け替えましょう。
ネイルをした後の適切なケア方法は?
施術を終えると、ネイル後のケアとしてキューティクルオイルを塗って保湿をしてくれます。爪の乾燥はネイルが長持ちしない原因となるので、保湿が重要。特にキューティクルオイルを爪に塗ると、甘皮を保湿し爪や爪まわりの皮膚を乾燥から守るだけでなく、ネイルのもちがよくなるといったプラスアルファの役割もあります。
ぜひ自宅でもキューティクルオイルを使った保湿を心がけてください。爪に残ったオイルは、そのまま指全体に伸ばしマッサージをすると血行も良くなります。
ネイルをオフしたいときはどうすればよいの?
3~4週間ほど経つと、爪が伸びてくるので、オフが必要になってきます。ポリッシュは除光液を使って自分でもオフできますが、ジェルやスカルプチュアの場合はネイルサロンでオフをしてもらいましょう。
ジェルやスカルプチュアは強度が高く自分で無理矢理はがすと爪を傷つけて痛んでしまいます。美しいネイルを楽しむためにも、プロの手を借りるのがベストです。
ネイルサロンデビューでネイルを楽しもう!
初めてネイルサロンを利用する場合でも、基礎知識をつけ注意点を把握しておけば気軽に安心して足を運べますよね!? 爪先がかわいいと毎日気分が上がるもの! しっかり事前準備をして憧れのネイルサロンデビューを楽しんでください。