永遠の憧れであるサラサラ美髪は清潔感があって、好印象ですよね。人の第一印象の大半は『髪の状態』で決まるといわれています。なぜなら、髪は頭部の大部分を占め、真っ先に視界に入るからです。せっかくメイクをきれいに仕上げても髪のお手入れが行き届いてないと印象は台無しになりかねません。
そこで今回は髪が絡まる原因、絡まったときの対処法、絡まらないための予防策を紹介します。普段のお手入れ方法を見直すだけで、ガラリと印象がアップするかもしれませんよ。
髪の毛が絡まる原因とは?
髪が絡まる原因には、さまざまな理由があります。特に髪のキューティクルが傷んでくると髪同士がひっかかり絡まり易くなると言われています。無理にほどくと枝毛や切れ毛の原因にもつながります。まずは、髪の毛が絡まる原因を理解して、自分にあった対処法を知ることから始めましょう。
柔らかく細い髪質
柔らかく細い毛はコシがなく、絡まりやすいと言われています。剛毛と違いキューティクルが少ないため、ダメージを受けやすい髪質でもあります。髪質は遺伝的な要因が考えられるため、髪質を変えることは難しいですが、食事の栄養バランスやストレスが影響して髪が細くなる場合もあります。生活習慣の見直しも併せてリスクを減らしていきましょう。
乾燥している
髪が乾燥していると、静電気が発生しやすくなり、絡まりやすくなります。静電気は湿度の低い冬だけでなく、エアコンを頻繁に使う夏にも発生します。乾燥は静電気トラブル以外にも摩擦による毛先のパサつきや傷みやすさの原因にもなるので、保湿を心がけることが大切です。
ダメージを受けている
カラーやパーマ、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱ダメージによりキューティクルが立ち上がると、髪同士がひっかかり絡まり易くなります。さらに紫外線によるダメージにも注意が必要です。髪は身体のパーツの中で一番太陽と近い部分であり、顔以上に紫外線ダメージを受けています。特にキューティクルは紫外線の影響を受けやすいために注意が必要です。
間違ったヘアケアをしている
洗髪後にゴシゴシとタオルドライしている、もしくは擦り洗いでシャンプーしている場合は、髪同士が擦れあい、摩擦を与えています。また、濡れた髪を乾かさずに自然乾燥をしている場合にもダメージを受けやすくなります。髪が濡れているとき、キューティクルは開いたままとなり、髪内部の水分まで流れ髪の乾燥につながります。ドライヤーの熱よりも自然乾燥の方が髪にダメージを与えてしまうので、濡れた髪はできるだけ早く乾かしましょう。
絡まった髪の毛の対処法は?
髪が絡まりやすい人は、夜しっかり乾かしてから寝ても、朝になると絡まっていることがあります。髪の毛が絡まってしまったらどうしたらいいのでしょうか。そんな時は無理にほどこうとするのは禁物。丁寧に少しずつといていけば、髪の毛を切らずにほどけるはずです。この章では、絡まった髪の毛の対処法について解説していきます。
正しいブラッシング!
絡まりや玉結びができた場合は、ヘアオイルやトリートメントを付けて粗いコームを使い毛先から順にブラッシングをしていきます。手順は次の3ステップです。
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STEP1:ヘアオイルやトリートメントを髪に付けます。
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オイルがなじみやすいように、軽く水で濡らしてトリートメントを塗布しましょう。
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STEP2:目の粗いコームを使って毛先から少しずつ順にといていきます。
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無理に解くのではなくコームを入れる部分を少しずつ変えながら、根気強く丁寧に行うことがポイントです。
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STEP3:ほどけたら、髪をドライヤーで乾かします。
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髪が濡れた状態ではキューティクルが開いているので再度絡まってしまう可能性があります。仕上げにドライヤーでよく乾かしましょう。
髪の毛の絡まりを防ぐ予防策
一度絡んでしまうとほどくのが大変です。どうしたら髪の毛が絡まるのを防ぐことができるか、悩んでいるという人も少なくないでしょう。いつもより絡まりやすい場合、髪へのダメージが蓄積している可能性があります。しかし絡まりは、日頃のお手入れで予防することが可能です。この章では絡まない髪に導くための日頃のケア方法とおすすめアイテムをご紹介。絡まる髪の毛に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
正しいヘアケアで髪の乾燥を防ぐ!
正しいヘアケアのポイントは次の5つです。
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Point1:シャンプーはしっかり泡立てて頭皮を洗う
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シャンプー剤を泡立てるとき、髪に塗布してから泡立てている人は要注意。手の平で泡立ててから頭皮と髪につけてもみ込むように優しく洗いましょう。また事前にお湯で予洗いをすると泡立ちが格段に良くなり、頭皮や髪を強くこすることなく洗うことができます。
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Point2:優しくタオルドライ
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できればドライ専用タオルを使いましょう。まず根本の水分をとり、中間から毛先はタオルで包み込んで優しく水分を吸わせます。くれぐれもこすらないように注意してください。
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Point3:オーバードライ(乾かしすぎ)に気を付ける
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乾かし方にも注意が必要です。髪を乾かしすぎるのはオーバードライといって、髪から水分を奪ってしまい、乾燥の原因になります。また、乾かすときは根本の方から乾かすことも毛先のオーバードライを防ぐポイント。ある程度乾かした時点で、冷風に切り替えます。余熱による乾かしすぎを防ぐと共に、ツヤ感の向上にもつながります。
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Point4:寝る時はナイトキャップもおすすめ
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最近SNSや店頭でも目にすることが増えたナイトキャップは、寝ている間の枕と髪の摩擦を防ぐのに効果的です。特に天然シルクタイプのナイトキャップはたんぱく質や油分を含み、髪にツヤを与えてくれるのでオススメです。
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Point5:日中は紫外線対策を徹底
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紫外線対策は必須です。日傘や帽子などを活用するのはもちろん、UVカットスプレーを髪にもスプレーすることで毛先まで対策していきましょう。
トリートメントでダメージケアをする
指通りを良くするためにも髪を乾かす前のアウトバストリートメントは必須です。中間から毛先になじませるように塗布しましょう。おすすめのトリートメントはこちら
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生活習慣を見直す!
美髪のためのヘアケアもとても大切ですが、今後の強く健康な美髪を育てるためには、食事の栄養バランスや生活習慣を見直すことがとても大切です。血行が悪いと髪に栄養が行き届かないので、適度な運動や入浴などを取り入れることで全身の血行を良くすることも意識していきましょう。
絡まりのないサラサラ美髪を手に入れて!
髪の毛が絡まると引っかかって痛みを感じますし、ぼさぼさに見えたりと見た目も美しくありません。髪が絡むにも原因があり、美髪への道のりとして5つのポイントをお伝えしました。さらに、オススメのケアアイテムとバランスの良い食生活の大切さについてもご紹介しました。美は一日にしてならずという言葉があるように、サラサラ美髪は一朝一夕には手に入りません。適切なケアをしてサラサラ美髪を維持できるよう、今回紹介した対策やアイテムを使ってお手入れしてみてくださいね。
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