まつげ美容液の効果的な使い方について解説

まつげのケアに欠かせないまつげ美容液。使った方がいいイメージはなんとなくあっても、実際の使い方については曖昧な方も多いのではないでしょうか。繊細なまつ毛は、丁寧に扱いながら美しくキープできるようケアしておきたいもの。基本的な使い方はもちろん、塗る前におすすめのワンポイントステップなどを解説します。

タイプ別まつげ美容液の種類・特徴

まつげ美容液には種類があります。どんなまつ毛ケアアイテムでも、使い続けるためには自分が使いやすいものを選ぶことが大切。まつげ美容液の種類や特徴について、タイプ別にご紹介します。

タイプ別まつげ美容液

筆タイプ

リキッドアイライナーのような、筆先が細い形状のタイプ。まつげの際に塗って美容成分を届けられることが特徴的です。まつげの際にラインを引くように塗布し、まつげとまつげの根元にトントンとなじませるように使います。扱いがやや難しいので、普段からアイライナーを引き慣れている方におすすめ。

マスカラ（ブラシ）タイプ

マスカラと同様の形状で、まつげの根元にブラシを当ててジグザグと動かして塗ります。簡単にまつげ1本1本の根元から毛先まで塗布できるので、マスカラを使い慣れている方はもちろん、まつげ美容液初心者の方におすすめ。ただし、マツエクはブラシに引っかかって取れてしまうことがあるので注意しましょう。

チップタイプ

リップグロスのチップのような形状のタイプ。チップの形は製品によって変わりますが、どれもまつげ全体にたっぷり塗りやすい特徴があります。容器のフチなどで液量を調整しながら、まつげを下から上に持ち上げるように塗りましょう。マツエクやまつげパーマをしている方にもおすすめ。

チューブタイプ

指先や綿棒に取り出して、そのまままつげやまぶたになじませる形状のタイプ。シンプルな塗り方なので、テクニックいらずで簡単。忙しい中まつげをケアしたい方にもおすすめです。クリームのような質感で目の周りにも使えるので、目元全体のケアにぴったり。

まつげ美容液の効果的な使い方

せっかく使うなら、効果的に使いたいまつげ美容液。製品によって推奨される使用量や使い方も様々なので、使う製品の説明書は必ず確認しましょう。ここでは、一般的なまつげ美容液の効果的な使い方をご紹介します。

まつげ美容液の使い方

STEP１：目元を清潔な状態にする

効果的にまつげ美容液を使うためには、塗る前の準備も重要。目元に化粧品の成分や汚れが残っていては、美容成分を十分まつげに届けることができません。特に、マスカラやアイライナーなどのキープ力が高いアイテムを使った際は、専用リムーバーを使うことが大切です。まつげ美容液の前には、メイク汚れや皮脂汚れをきれいにオフしましょう。

STEP２：まつげの根元が見えるよう引き上げる

まつげ美容液は、毛先に塗るだけでは効果を十分発揮できません。効果的に使うためには、しっかり根元から塗ることがコツ。塗る前にまぶたを持ち上げることで、根元から塗ることができます。まつげの生え際が見えるようにすることが目的なので、特に一重や奥二重の方は、意識してぐっと持ち上げましょう。

STEP３：まつげの根元から毛先までしっかりと塗る

上まつげには、毛の下側を下からすくいあげるように根元から毛先まで塗ります。一気に塗ろうとすると塗りムラができやすいので、目頭側、中央、目尻側、と少しずつ進めることがポイント。上まつげの上側にも塗り、まんべんなく美容液をなじませましょう。製品が推奨している使用量を守ることも大切です。

STEP４：下まつげは生え際と全体を塗る

下まつげは、上まつげよりも短く細かいので塗り方を変えます。ブラシやチップは縦に持ち、上下に小刻みに動かしながら先端で塗りましょう。上まぶたと同様に一気に仕上げようとするのではなく、1本1本をコーティングするようなイメージで丁寧に塗ることがポイント。

まつげ美容液を使う前のポイント

まつげ美容液をさらに効果的に使うためには、いくつかのポイントを押さえて使用することが必要です。少しの意識で実践できることばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

まつげ美容液を塗るタイミング

基本的には、朝もしくは夜の洗顔後のタイミングに塗ります。1日2回使用できる製品であれば、朝夜両方で使用すると効果的。ただし、塗る頻度は多い方が良いわけではありません。推奨されている回数より多く使うと、目の中に入ったり肌トラブルに繋がったりする危険性も。塗る回数は製品ごとに異なるので、説明書を必ず確認しましょう。

目元の汚れはしっかりと落とす

目元の汚れは、まつげ美容液の美容成分をまつげに届ける妨げとなります。目元に残る汚れは、主にメイク汚れや皮脂汚れ・目やになど。アイラッシュセラムや洗顔料を使って、しっかりとメイクをオフすることが大切です。清潔な状態で、まつげ美容液を使用するようにしましょう。

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マツエクしていても使って問題ない？

マツエクをしている人は、使用するまつげ美容液の種類にも注意。まつげ美容液とマツエクに使用しているグルーにも相性があり、製品によってはマツエクの接着が弱くなって取れてしまうことも。パッケージなどに「マツエクOK」と表示されているものもあるので、マツエクとの併用が可能かどうか購入前に確認することが大切です。

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目元のマッサージも効果的

目元をほぐし、まぶたや目のまわりの血行を促進させることもまつげ美容液を効果的に使うコツ。上まぶたや下まぶたを指でやさしくタッピングしたりなでたりすることで、まつげの土台である目周りの状態が整えられます。普段、アイメイクやつけまつげで負担の多いまぶた。摩擦に注意し、あくまでもやさしく行うことがポイントです。